政の公共データをコンピューター処理に適した形式で公開し、二次利用による経済活性化などを目指す「オープンデータ」の動きが広がる中、国立国会図書館が注目されている。所蔵資料のデジタル化が進み、一部はインターネットに公開。関連データを含め「何が眠っているか分からない宝の山」という存在だ。

デジタル化は2000年に始まり、今年1月現在、図書や雑誌、江戸時代以前の和漢書、官報、日本占領関係資料など246万5000点が「デジタルコレクション」として国会図書館で利用できる。うち著作権の権利処理が完了した48万点はネットで公開されている。外部でデジタル化された初期のレコード(SP版)の音源5万点も「歴史的音源(通称れきおん)」として収録。歌謡曲や落語、演説など内容は多彩で、1000点はネットで再生可能だ。

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詳細はSnakeiBiz:http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/150320/cpd1503200500001-n1.htm
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