草津市は、コミュニティバス「まめバス」の運行データを市ホームページに公開している。行政が持つ情報を、誰でも自由に利用できる形で公開する「オープンデータ」の一環。市によると、公共交通分野での公開は県内初。
まめバスは、市の補助金を受けたバス会社が走らせており、二〇一三年十月に本格運行が始まった。栗東市内も一部走り、計六路線七系統がある。
今回公開したのは、緯度や経度で場所を表した停留所や路線図、時刻表の三つのデータ。活用しやすいファイル形式で入手できる。
これらのデータを活用すると、現在地から一番近いバス停までのアクセス方法を探したり、バスが到着するまでの時間を調べたりできるスマートフォン向けのアプリなどが開発できるという。
市交通政策課の担当者は「データを民間の自由な発想で活用してほしい。公共交通の利用促進につながることを期待している」と話している。
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